ふるさと納税の中でも人気が高いのが「定期便」サービスです。
これは、一度の申し込みで年間を通じてその地域の旬の特産品を定期的に受け取ることができるサービスで、 忙しい現代人には非常に魅力的です。
しかし、引っ越しをすると、これらの特産品を新しい住所に届けてもらうための手続きが必要になります。
ここでは、引っ越しをした場合に定期便の住所変更を行う方法を種類別に分けて、詳しく解説します。
楽天ふるさと納税での定期便の場合
年の途中で引越しをした場合、寄付先の自治体へ「変更届出書(※ワンストップ特例制度についてのページからダウンロード可能)」を翌年1月10日までに提出する必要があります。 返礼品をまだ受け取っていない場合は、返礼品を受け取るために寄付受付自治体へご連絡をお願いします。
[関連ページ]ワンストップ特例制度について
楽天ふるさと納税より引用
さとふるでの定期便の場合
さとふるでの定期便をお申込みの場合、マイページからの変更はできませんので、さとふるサポートセンターへ お問い合わせください。
引越し後の控除を受けるための手続き
寄付のお申込み情報は、ふるさと納税(ワンストップ特例申請を含む)を行った年の、翌年1月1日時点での住民票の所在地をご登録していただく必要がございます。そのため、引越しを行なわれた場合には以下のお手続きが必要となります。
さとふるより引用
■控除の手続き前(確定申告またはワンストップ特例が未申請)の場合
こちらより弊社へ変更の旨のお問い合わせをお願いいたします。
※寄付情報の変更をしても、お礼品のお届け先は変更されません。お届け先の変更が必要な場合は、マイページより手続きを行っていただきますようお願いいたします。
■控除の手続き後(ワンストップ特例が申請済み)の場合
申告特例申請事項の変更届をダウンロードしていただき、寄付先の自治体へ寄付を行った年の翌年1月10日(必着)までにご郵送ください。
「申告特例申請事項の変更届」のダウンロードはこちら
【ワンストップ特例申請がオンラインで書類も郵送も不要に!】
さとふるでは、今まで書類による申請しかできなかったワンストップ特例申請が、対象自治体については完全オンラインでご利用いただけます。
※申請のお手続きは「さとふるアプリ」からのみとなります。詳しくはこちらのページをご参照ください。
ふるなびでの定期便の場合
マイページ「会員登録管理」内の登録内容の変更 確認より変更できます。
※メールアドレス、電話番号の変更にはお客様のセキリュティを守るため、事前に「秘密の質問」の登録が必要です。
※ご登録の電話番号またはメールアドレスのどちらも異なる場合は、お手数ですがこちらよりお問い合わせください。
配送先の変更手続き
寄附のお申し込み完了時点の情報が自治体へ送信されるため、変更のご依頼については、寄附先の自治体まで直接 お問い合わせいただけますようお願いいたします。
引越し後の控除を受けるための手続き
寄附の翌年1月1日までに申請住所が変わった場合は、下記お手続きをお願いいたします。
1.寄附先自治体へのご連絡
ふるなびより引用
申請者住所の変更をお願いいたします。
返礼品や書類が未到着の場合、配送先の変更をお願いいたします。
2.寄附金控除申請に関するお手続き
・申請書類を返送されていない場合
既に記載してありますご住所を二重線等で消していただき、訂正印の捺印をお願いいたします。
新しいご住所をご記入の上、新しい住所の記載されている必要書類とともに、自治体へ郵送してください。
・申請書類を返送済の場合
こちらより申告特例申請事項変更届をダウンロードの上、新しい住所の記載されている必要書類とともに、
寄附を行った年の翌年1月10日(必着)までに寄附先の自治体へ郵送してください。
詳しくは寄附申し込み後に引っ越したため、申請住所が変わった(寄附先へ連絡)をご確認ください。
ふるさとチョイスでの定期便の場合
転居された場合に必要となるお手続きは下記3点です。
寄付先自治体へのご連絡
お礼の品や各書類の受け取り前の場合は、寄付先自治体へ住所変更の連絡が必要です。(マイページの住所を変更されても、寄付済の自治体へ通知や反映はされません)
自治体の連絡先はこちらをご参照くださいませ。マイページ登録住所のご変更
(1)「マイページ」→「アカウント設定」→「会員情報」を選択
(2)寄付申込者情報の右側「編集」を選択(3)必要な情報を変更後「確認」を選択
(4)内容確認ページが表示されるので、確認の上「確定」ボタンを選択寄付金控除申請に関するお手続き
ふるさと納税は、寄付の翌年1月1日時点の住民票内容で控除申請の必要がございます。
寄付申込時の住民票内容と翌年1月1日の住民票内容が異なる場合は、以下お手続きが必要です。
※補足説明もご参照ください。
確定申告される場合に必要なお手続き
税務署では寄付金受領証明書の住所確認が無いため、証明書再発行は不要です。
確定申告書は、寄付翌年1月1日時点の住民票記載内容でのご記入をお願いいたします。
※確定申告書の提出先は、確定申告時における住民票住所管轄の税務署となります。
ワンストップ特例の申告をされる場合に必要なお手続き
転居後に各寄付先自治体に、住所変更の届出書(55の6様式)を提出する必要があります。
用紙は寄付先自治体よりお取り寄せされるか、下記よりダウンロードしてご使用ください。
▼ふるさとチョイス 寄付金税額控除に係る申告特例申請事項変更届出書ワンストップ申請書を提出する前に転居した場合について
恐れ入りますが、寄付先自治体へご相談いただけますようお願いいたします。
自治体の連絡先はこちらをご参照くださいませ。※転居後、寄付翌年1月10日までに変更届未提出の場合は、提出済みも含め全ての寄付控除申請を確定申告で行ってください。
これから転居予定がある場合のふるさと納税について
寄付申し込みは住民票の住所を記載していただく必要があります。
転居先住所が決まっていて寄付申込をする場合、「別送」「配送日」も活用いただけます。
お礼の品や書類配送先をそれぞれ指定することで、申込者住所を変更せずに寄付申込と受け取りができます。
「別送」に対応している自治体の確認や、その手順については以下のページでご案内しております。
▼よくある質問 寄付者と別の住所にお礼の品や書類を送りたい
ふるさとチョイスより引用
定期便の配送スケジュールの確認
住所変更の手続きが完了した後、定期便の配送スケジュールに変更がないかを確認します。
引っ越しによって配送地域が変わると、配送業者の関係で配送日が変わる可能性があります。また、地域によっては配送が難しい場合もあり得るため、事前に確認することが大切です。
確認は、手続きを行った自治体や運営事務局に直接尋ねることで行えます。
ふるさと納税定期便!引っ越した場合の住所変更のやり方のまとめ
ふるさと納税の定期便は、日本各地の美味しいものや珍しい商品を定期的に楽しむことができる素晴らしいサービスです。
引っ越しをしてもこのサービスを継続するためには、上記のステップに沿って住所変更の手続きを行うことが重要です。
手続きは少し面倒に感じるかもしれませんが、それによって得られる利益を考えれば、十分に価値のある作業と言えるでしょう。
ぜひこの機会に、ふるさと納税定期便の住所変更の手続きをマスターして、引っ越し後も美味しい特産品を楽しんでください。